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甘木線600形(ワンマン仕様)

久留米 00/01/30撮影

紹介

古豪200形が使用されていた甘木線の近代化のため、大牟田線に新特急車8000形が導入されたゆとり分である600形18両がワンマン化改造され甘木線用となりました。

19m車体、3つ扉ロングシートの通勤車。抵抗制御車です。

編成

(編成図凡例)

←宮の陣甘木→

607-657、612-662〜619-669の9編成が在籍してします。

甘木線のワンマン方式

甘木線ワンマンは駅に係員を配置して乗車券発売や運賃収受を行う、最近の大手私鉄の支線区ワンマンと同じ方式です(ちなみにこの方式の草分けは同社の宮地岳線)。

駅にある案内

このため、600形車内には運賃箱の設備はありません。

車内放送は運転士の操作により自動放送が流れます。

開扉は運転士が駅到着のたびに立ちあがって行います。閉扉も同様ですが車掌スイッチを扱う前にベルを鳴らして注意を喚起します。このベルは車体妻面につけられていて、鳴動音は昔懐かしい「ジリジリジリ・・・」というものです。

連結面にある閉扉予告ベル

扉開閉および駅進出時の補助設備としてミラーが各のりばに設置されています。

3つ扉車ですがワンマン運転時は中扉を使用しません。

中扉は締め切り

締め切りステッカー

車内

運転台との仕切り

99/05/14撮影
ロングシートの車内

99/05/14撮影
空気かくはん装置は扇風機

99/05/14撮影
クーラーは後付け

99/05/14撮影
レトロっぽい円形拡声器

99/05/14撮影
運転台はツーハンドル式

99/05/14撮影
方向切替器

99/05/14撮影

外観クローズアップ

一体型前照灯・尾灯は後付け

99/05/14撮影
トムリンソン式連結器

99/05/14撮影
ワンマン表示のある前面

99/02/06撮影