西鉄バス　東京線　はかた号

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99/08/28　下松SA

1990年、長距離バス開業ブームの極めつけ的存在として、東京（新宿高速バスターミナル）－福岡（博多交通センター・天神バスターミナル）間に登場した、もちろん最長距離運行を誇る夜行高速バスです。当初は京王との共同運行でしたが、相次ぐ航空運賃値下げにより苦戦を強いられ京王は撤退し、西鉄運行分も常に廃止のウワサが絶えません。

所要時間は約14時間20分。運賃は片道15000円、往復29000円です。ちなみにスカイマークエアラインズ社の航空運賃は片道16000円、所要時間は1時間45分（99/12/17現在）ですから、1000円以上の価値を見出す利用者は相当限られています。

サービスなど　　（99/08/28取材）

	夜行バス標準の独立3列シートです。前のシートの下に足を伸ばすことが出来るためシートピッチも十分です。枕カバーに移動式の「小型枕」があります。
	シートの網目の部分は「メガネ入れ」です。
	しっかりしたスリッパと毛布です。
	飲料はコーヒーと緑茶がいただけます。大変ありがたいサービスですが、PETボトルドリンクが普及した今となってはありがたみも薄れたかもしれません。公衆電話も付いていますが、携帯電話が普及した現在は撤去された模様です。
	軽食は新宿出発早々に配られました。これが朝食相当であるとはほとんどの乗客が気づかなかったようで、ほとんどの人が配られた直後に食べていました。もっとも諏訪湖SA、下松SAで30分以上の停車があるので空腹で困ることはありません。裏面には「株式会社コモ」（愛知県小牧市のメーカー）製と書いてありました。
	新宿高速バスターミナルで購入したチケットです。