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西鉄小話

期間限定モノからなかなか目に付かないものまで、西鉄電車の雰囲気を演出するグッズ等を取り上げます。
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ついに登場!地図式バス電車運賃・時刻検索システム

交通事業者としてはかなり古くから積極的にインターネットの活用に努めてきた西鉄ですが、2002年7月1日より新システムが稼動しました。

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扉色々

西鉄電車には1両あたり片側2、3、4枚の扉を持つ電車があります。駅の整列乗車目標もそれにあわせてカラフルに作られています。
整列乗車が根付いている点は東京の私鉄に近いかもしれません。

  

車内ステッカー色々

電車内にはマナー向上を呼びかける様々なステッカー類が掲示されています。その一部をご紹介。

弱冷房車

2001年4月18日より、天神大牟田線電車に冷房の効きを抑えた「弱冷房車」が導入されました。

    

通常車両の冷房装置は25度に設定されていますが、弱冷房車では2度高い27度になっています。
天神大牟田線の電車には2、3、4、6両固定編成がありますが、それぞれの弱冷房車の設定は以下のとおりです。

ところで、西鉄電車は車両間の通路(貫通路)が広幅でかつ扉がないため、弱冷房車・一般車間の温度差が多少影響しそうです。

西鉄電車ってスリム?

西鉄電車の写真をみるとなんとなく細身な感じがしますが、実際はどうなんでしょう。

  

左図は西鉄ク6050形で幅2,716mm、高さ4,080mm、長さ19,500mmです(600形〜5000形は幅が2,740mm、宮地岳線300形の一部が2,744mm)。
併走するJR九州の快速・普通用電車813系(右写真)は幅2,985mm、高さ4,031mm、長さ20,000mmで、こちらと比較すると西鉄電車は確かにずいぶんスリムです。

JR近郊型は幅2,985mm前後が、都市部の通勤車はJR、私鉄問わず2,800〜2,900mmが一般的なようです。

ペイント電車 とびうめ号

  

毎年梅の咲く季節になると、ペイント電車とびうめ号が運転されます。
今年は5000形3両編成2本に梅がちりばめられました。このペイント電車は特別に時刻を定めた「列車」ではなく、観光PRとして天神大牟田線を走行します。

西鉄のペイント電車としてはこの他、柳川のPR「水の郷号」、秋に甘木線を走る「コスモス号」などがあります。
なお、「ペコちゃん」「三井グリーンランド」もペイント電車ですが、こちらは企業広告です。西鉄エージェンシーのHPに料金、申し込み等の詳細な説明があり、一般企業の広告に利用できます。

ペイント電車は華やかさが目を楽しませてくれますが運行末期になると汚れが目立ってきます。車庫にある自動洗車台にかけると梅やコスモスが散ってしまうからでしょうか。少々残念です。
・・それと、鉄道趣味的には、大牟田側に連結していただくと写真を撮るとき前面が順光になるので大変助かるんですけど(笑)。

なお、今年(2001年)のとびうめ号の運行は終了しました。

運行図表

西鉄では鉄道員必携の列車運行図表(ダイヤグラム)の縮刷版を一般配布してくれます。
なかなかお目にかかれない代物で、鉄道マニアにとって最高のプレゼント。ところが、一般利用者も活用しているのです。
会社帰りのOLさんが駅のベンチでにらめっこしてる姿はなかなかに違和感があります。

運行図表はダイヤ改正ごとに印刷され、主要駅の窓口で「ダイヤグラムください」といえば当たり前にもらうことが出来ますが、数に限りがあるのでお早めに。最近では東京で秋に行なわれる鉄道の日イベント会場の西鉄ブースでも購入できるようです。

携帯電話用ストラップ

  

2001年1月1日からの福岡駅→福岡(天神)駅、大牟田線→天神大牟田線への改称を記念して、二日市管理駅で企画された携帯電話用ストラップです。
この商品は、現場の職員さんの企画立案による意欲的なものです。
ひとつ500円(税込み)で、発売個所は二日市駅、大宰府駅、天神インキューブの3箇所での限定販売です。

電車をあしらった携帯ストラップは鉄道各社でもよく発売されていますが、かわいい運転士さんの指差称呼する姿にオリジナリティがあふれています。

参考文献:電車情報誌COM-PAS(西日本鉄道)。