PIANOSTRAIN登場人物紹介

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このコーナーについて

公式WWWサイト記事、体験版CD−ROM、パンフレット、雑誌紹介記事、それに憶測を加えて記載しています。なお、かなり私の好悪がハッキリしてますので、ご注意ください(特にさやかには・・・^_^;)
黄文字は発売前の記事水色文字は発売後の記事です。


香月サトル かづき さとる

PIANOSTRAINの主人公。
3ヶ月ほど前までサラリーマンだったサトルは欧州をバックパックひとつで巡り歩く旅人。日本での生活の何もかもがイヤになり逃げるように旅に出た。ブライストン国辺境の地エイプリルで日本人櫛田さやかと出会い、それを機会にブリンガー館とその謎に取り込まれてしまった。

プレイ前コメント:

仕事の鬼(ともイメージが違うか・・・)皆川卓也から一転して香月サトルは仕事や人間関係での行き詰まりを感じ、何かを求めて国外に出ました。
バックパッカー(backpacker)とは、最低限の荷物ひとつで旅に出て、異邦に自分の身をほとんどすべてさらけ出すように彷徨する旅人たちのこと。
祖国の空気をそのまま持ち込んでしまうパックツアーとは違い、本当のその国を肌身で感じることができるスタイルですが、反面、自分の居場所のなさ、立場の不安定さにとてつもない不安苛まれる苦行でさえあります。

それにしても、また福岡の地名(^_^)?(北九州市八幡西区にあります。ただし「かつき」と発音します)

プレイ後コメント:

雰囲気はなんとなくアウトロー。とても人間関係に疲れて国を飛び出すようには見えません(^_^;)が、れっきとした真心の人。
人間関係からの逃避行のはずが、ひょんなことから女の館唯一の共有物に。しかもそれが人間性とは別の部分での評価とは、なんとも皮肉なものです。しかしながら思わぬところで自分が珍重されるのはまんざらでもない様子。張り切って夜伽に出かけていきます。

霧に包まれた館は、傷つき固く閉じられた彼の自身の心。奇妙な居心地のよさと少しの焦燥感を覚えながら、彼は館の住人とのふれあいと言う形の自問自答や、さやかという「外界からの来訪者(=現実)」との再接触を経て、真実と向き合う決心をかためていきます。


櫛田さやか くしだ さやか

無一文でエイプリルをふらふらしているところをサトルに救われる。サトルと同じく日本に何かを置いてエイプリルにやって来た。
かなりの巨乳だが、着やせの術を持っている。23歳。167cm。

プレイ前コメント:

ポニーテールで「くし」とくれば久志原美紀(リフラブ1および2に登場)を連想しますね。それほどオテンバでもなさそうですが、聞けばブライストンの隣国フロイスからは密入国とか。
旅の途中で追いはぎ(なんて古風な言い方^_^;)に遭い、体を売って一命を取り留めたすごい女
なにやら日本のことを「にっぽん」と発音することにこだわっている様子です。

櫛田も福岡の地名ですね。有名な山笠が奉納される神社で、福岡市の博多と天神の間にあります。PRIME GIRLの神社のモデルですこちらもご覧下さい)

プレイ後コメント:

私、こういう人ダメです、ごめんなさい。リフラブ・プライムガールを通して、一番嫌いな、それも大がつくほどのキャラの登場に当惑しています。
でももしも彼女なしのPIANOSTRAINだったとしたら、それは単に”綺麗なだけ”の物語だったでしょう。人間の心理描写を中心に据え、プレイする立場の心までも手玉に取るこの作品に他にはない深さを感じます(これはリフラブ2のストーカー女子大生、朝倉道子でも試みられたことだと思います)


ピエレッタ=ファンテーン Pieretta=Fountain

PIANOSTRAINのヒロインの代表格(でしょ?)
霧に包まれた館に住むファンテーン家令嬢。
数十年前ブリンガー館にはピアニストとして招かれ、惨劇に巻き込まれた被害者。以来、館に住み着いた悪霊に夜な夜な犯されつづけるという気の毒な境遇にあるが、めげずに健気に生きているお嬢様。20歳。身長160cm。

プレイ前コメント:

美しいです。かわいいです。きっとパンフレットの表紙とは別人です(爆)。
ファンテーンというとPRIME GIRLのデートスポット「ファンテーンシティ」を思い浮かべてしまいますが、エイプリルの前の名前がそれだったりしてこちらもご覧下さい)

とにかくセリフの息遣いが素晴らしい。「サトルさん、まいりましょう」の「まいりましょ」にああ、もうクラクラ。鼻濁音の発音も柔らかなとても綺麗な言葉を話す声優さんです。
この子となら一生館住まいでもいいかも(*^-^*)。

プレイ後コメント:

積み重ねられた時が帰零されても、ジワジワと削られていく自由への渇望。信頼するオルガとの共同生活も時間の感覚の麻痺とともに励みにはならなくなりつつあり、少しでも気を抜くと館に迎合してしまう自分が見える、そんな状況に現れたのが香月サトルでした。
良家のお嬢様らしいやわらかい物腰と上品な振る舞い。おとぎ話から出てきたようなピエレッタの心の湖面も、櫛田さやかという闖入者と出会ってにわかにざわめいてきます。
PRIMEGIRLからのteamFALSTAFF作品はこうした心理描写が実に丁寧に描かれています。


オルガ=ベス Olga=Bes

ピエレッタの付き人として館に招かれて惨劇に巻き込まれ、足の自由を奪われた。ピエレッタに誠心誠意尽くしている理由はどうやらファンテーン家と深くかかわりがあるらしい。
サトルに館からの脱出の一縷の望みを託している。29歳。身長163cm。

プレイ前コメント:

世の不幸な出来事を一心に受けてでもお嬢様をお守りします、って感じのこれまた健気な女性。
この人の声はどうやらカクテル作ってたあの方のようです(^_^)。
何かともったいつけた物言いでサトルの好奇心を熟成し、何だかんだといってピエレッタの秘密を告白して悪霊との戦いを煽ってます。
ものすご〜く簡単に言えば「十字架持って夜這いしてください」って、おいおい(^_^;)。
どうやら寄る男寄る男を危険な目に遭わせているようで、深いかかわりをもつとロクなことにならなそう・・・。

プレイ後コメント:

プレイの前後で印象の変わらない人で、一言でいうと「堅物」。
ヒロインの中で唯一、三十路への第四コーナーを曲がりきった人ですが、考えることは割と浅はかだったりします。”女俺の空”ことベルローネに比べてその言動は慎重さ以外に特筆すべきことが見当たりません(言うなぁ・・・)
とりあえず髪型をすっきりさせるだけでだいぶ印象が変わると思うのですが、三歩下がってお嬢様の影を踏まずな立場と石橋を叩いても尚渡らないベス家の血をとてもよく体現している人物だと言えるでしょう。


ベルローネ=ブリンガー Verlone=Bringer

PIANOSTRAINのヒロインのひとり。
ブリンガー家の長女で、アルライネの姉。惨劇で命を落とし霊体だけの存在になったが、それをいいことにピエレッタに憑依しては自慰を繰り返す淫乱娘。
29歳のオルガよりも艶やかに見えるのは経験の差?24歳。身長171cm。

プレイ前コメント:

この人の声は扇子振って踊ってたあの方のようです(^_^)。
登場シーンでの「この館の主の娘」って、それはもしやマイミーのリフラブ2初登場のセリフでは?(ちょっと違いますが)
金持ちで才能にも恵まれてて、でも情けない男に興味津々というところから、いわば超熟マイミーってところですかね。髪の毛の色一緒だし。

プレイ後コメント:

「アンタは、レイプをレイプで塞いでいるだけ。出来事の本質は、何も変えてなんかいない」
私はぶったまげてしまいました。これほどに冷静に、まるで作品の外から眺めるかのごとく客観的に現状を分析するキャラクターがいたでしょうか。あらゆる会話に彼女の聡明さがにじみ出ていますが、このセリフほどサトルの現状を言い当てているものはないと思います。
夜の彼女はその切れすぎてイヤになるほどの自分の才能から逃れたい一心の、まるで破滅的願望の現れのように感じます。いや、単にエッチが好きなだけかもしれませんが(それはあるな)

その一方で妹アルライネに対してはまるで別人のよう。優しく気高くちょっぴり怖い偉大な存在にあらためて惚れ直したのは言うまでもありません。”ウラ”ではもっと別人でしたけど(^_^;)。


アルライネ=ブリンガー Arliene=Bringer

ブリンガー家の次女。姉ベルローネ同様惨劇で命を落とし霊体だけの存在になった。18歳。身長154cm。

プレイ前コメント:

teamFALSTAFF作品初のロリ顔キャラですね。こんな子までエッチの対象になってしまうんでしょうかねぇ。

プレイ後コメント:

「あっ、この娘が全部持っていっちまった!」と思った、あの墓場のシーン。デイズ=ブリンガーの狂気も惨劇も、ピエレッタでさえも全てはこのエピソードのために設えられた前提と言えるほどに切ないイベントでした。
一見18歳とは思えない幼い容姿と振る舞いは、権力と肉欲にまみれた異常な人間社会の中にあって自分を保つための方策でした。いつしかアルライネは実の母や姉に対してもフィルターを通した接し方しか出来なくなってしまいます。取り付く島もないほどに固く閉じられた彼女の心を開いたのはサトルの真心(と、エッチテク^_^;)でした。
ゲームの名称が「ピアノストレイン」でなければ間違いなく真のヒロインです。


ティア=ナルア Teea=Narooa

ブリンガー館に仕えるメイド。19歳。身長159cm。

プレイ前コメント:

うぉっ!モームだ(超時空世紀オーガスに出てきた少女アンドロイド)
しかしロリありメイドありとは結構サービス精神が旺盛なゲームだなぁ。

プレイ後コメント:

恐怖から逃げ回っている段階ですでにメイド服を着用していた、コスプレマニアです(笑)。ドジでノロマなメイドと思いきや、特段の奮戦記があるでもなく、そこそこそれなりに仕事をしている様子。
この人の登場が、ヒマを持て余したオルガがサトルへの気持ちを全開にする引き鉄役になったのは間違いありません。さやかに嫉妬して普通の女の子になりつつあるピエレッタといい、人のせいにするなよ、と一応突っ込んどきます。
館の惨劇について一番生々しく回顧する供述は、直接凄惨なCGを表示することなくプレイヤーを恐怖に陥れるに充分な効果を持っていました。
声優はおそらく七瀬霧子(プライムガール)ですが、今回は伝説にはならなかったようです。あ、伝説の野菜が・・・。


崔 美齢 チェ=メーリィン

チャイナドレスに身を包んだ、アジア系の女性。欧州のブリンガー館にあっては異色の存在。21歳。160cm。

プレイ前コメント:

うぉっ!リン=ミンメイだ。こればっか(^_^;)。
しかしロリありメイドありチャイナドレスありとは相当サービス精神が旺盛なゲームだなぁ。この人にはエッチシーンがありそうです。

プレイ後コメント:

砕かれた愛のカケラを心の支えに、はるばる大陸を渡りきった執念の孤児。残された妹の幸せに道筋をつけた後、真実の愛を取り戻すべく失踪した母親を追う100%純愛の人です。
身に付けた武術があるとはいえ女一人でブリンガーの足取りを追うのは並大抵の苦労ではなかったはずですが、それは彼女の意志の強さなのかブリンガーの吸引力の強さなのか・・・。
声優はおそらく五佐谷リョウ(プライムガール)。最愛の妹がいるという点でつながりますね。


デイズ=ブリンガー

強大な権力をもつ大富豪の当主。別名邪の枢機卿。近隣の名家の娘を集めて大エッチ大会を催しためっきり下半身の人。
彼の招いた性の宴はやがて惨劇へと堕していく。惨劇で死亡した模様。
「フッ・・・フッ・・・フン!」

プレイ前コメント:

むぉ!!この声は・・・。悪役もこなされるんですねぇ。
なにかとフルネームで呼ばれるところはなんとなくリフレインラブの炒木俊作に通じるものが・・・。

プレイ後コメント:

結局この人は声だけの回想シーン以外登場しませんでした。館の至るところに彼の邪行の痕跡はありますが、惨劇の以降館を包み込んでいる狂気はいつの間にかケネス=バルドーにバトンタッチされていて、サトルをはじめ館の住人はとんだ勘違いをしていたわけです。
この人の蛮行は遠く崔美齢の母国にまで響き渡り、日本も危うくその毒牙にかかる寸前でした。
声優はおそらく神嶺渓(プライムガール)


ケネス=バルドー

捕われのピエレッタが慕いつづけた、エイプリルの鍛冶屋の青年。ベルローネをも魅了したその正義はあまりにもモロかった。

プレイ後コメント:

デイズ=ブリンガーが未練もなく捨てていったモノにたかって悦に入っている生粋の変人。しかし彼が惨劇以降に行ったのは基本的に28日間を永遠にリフレインさせていることのみで、館の住人とたまに訪れるゲストたちが演じる滑稽な茶番劇は、己の影に恐怖した愚か者たちの所業でした。
サトルとさやかが去った後、また再び館は28日サイクルをはじめるかもしれません。ピエレッタは性懲りもなく鍛冶屋のケネスにファンテーン・レターを出しつづけ、オルガは次の食事のメニューの思案に暮れ、ティアはかくれんぼを始めるのでしょう。含蓄あるベルローネの悟りも50年間言い古された口癖に過ぎず、ケネス=バルドーはひたすら2度死に続けるのかもしれません。惨劇第二幕はこの人の幕引きのおかげで甚だわかりづらい終焉を迎えました。
声優はおそらく神嶺渓(プライムガール)。なるほど意外と理屈っぽいところに共通点が。


宿の女将

サトルが逗留するホテルの女将。エッチの方も売ってるらしい。

プレイ前コメント:

社長ったら、こんなところでアルバイトやってぇ(^_^;)。え?この女将、ブリンガー家の末裔なのかしらん?


西ブライストン鉄道の駅員

サトルがエイプリルに来るのに使った鉄道の職員。記念すべき第一声は駅の放送と思われる。
列車は走行音から察するに電気機関車に牽引された客車のようである。

プレイ前コメント:

なんて爽やかな声なんだろう。あの人に違いありませんね。ということはブリンガー家の末裔だったりして。