正直なところ、何も語りたくない・・・
なぜなら、ここに記載する内容が場合によっては営業妨害ともなりかねないから・・・。
再燃するリフラブシリーズへの期待に大きく水を差すことになるかも知れませんが、あえて、書きます。
2001年7月6日、(株)サイバーフロントから、Windows版としては初の商品となる「リフレイン ラブ〜あなたに逢いたい〜」が発売されました。
同社はPCゲームBESTシリーズとして、プレイステーション往年の名作をPCに移植し、2480円(税別)という低価格で発売しています。
このたび発売されたのは、同シリーズの58作目です。
ケース
プレイステーション2やDVDソフトでおなじみのサイズのプラケースです。
パッケージ
- 表紙・裏表紙
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今までのデザインとは異なり、いずれも取扱説明書既出(裏側の3人娘のイラストのみ、セガサターンで初出)のイラストが配置されたものです。むしろ3人の女の子を攻略していくという目的が明確になっています。
- 取扱説明書
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ブックタイプのゲーム機版と異なり、白黒印刷の1枚の紙による取扱説明書に操作方法と必要最小限のキャラクター紹介が印刷されています。
CD-ROMのデザイン
内容
ゲーム内容そのものは変更ありませんが・・・、ハッキリ言って、画像が汚いです。それも画像圧縮形式によるものとはレベルが違います。人によって差異はあるのかもしれませんが、私には見るに堪えません。
ゲーム機用画像をPC(おそらく640×480)で見られるように拡大変換したしただけだと思われます。
通常会話のキャラは輪郭が不明瞭でギザギザが目立ちます。
動画に至ってはAVIデータ(再生ソフトを使えば、ゲームをやらずとも見れてしまう)を全画面拡大しているだけですので、近視にでもなってしまったか、と錯覚するぐらいボンヤリとしています。
もちろん、ゲーム用データをPCで使うのだから、致し方ないのかもしれません。でも、普通に流通する商品として、この品質で消費者に買えというのはひどすぎると思います。
「ゲーム機用ソフトがPC上でも動く」のを見るためにユーザはソフトを買うわけではありません。あくまでも”ゲーム”として欲しいのです。また、そんな事情は知らずに購入した新規ユーザに、この製品がために「リフラブはこの程度だった」と誤解を与えてしまう可能性だってあります。
メーカーには猛省していただきたいところです。
ちなみに、主人公の自室のテーブルの上にはプレイステーションが置いてあります。ここから想像するに画像データはプレステ版が利用されているのだと思います(動画イベントについてはもう記憶も定かでないもので・・・(^_^;))。
データセーブのアイコンはPCに変更になっています。基本的な操作はゲーム機版と変わりありません。
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