五条 99/04/04撮影
1962年から1972年にかけて57両が製造された、19m車体、3つ扉ロングシートの通勤用抵抗制御車です。
このうち11両がワンマン化・狭軌化改造を受け宮地岳線に転属、また18両がワンマン化改造され甘木線用となっています。
全車川崎重工(第7次まで川崎車両)製です。
7000形の増備に伴って3、4両編成車に廃車が発生している模様です。
(1) ←大牟田福岡(天神)→
Mc(モ600)-Tc(ク650)の原型どおりの編成です。甘木線用としてワンマン化が実施されました。詳細はこちら。
607-657、612-662〜619-669の9編成が在籍してします。
(2) ←大牟田福岡(天神)→
Mc(モ600)-Tc(ク650)で登場した600形でしたが、1987年(630以下4連のみ1986年)に列車編成の長大化に伴って2組をあわせて4両固定編成化されたものです。
その際、中間のTc-Mcは乗務員室を撤去して側窓と座席を設置し、編成はMc(モ600)-T(サ650)-M(モ600)-Tc(ク650)になりました。
620-670-623-673、624-674-625-675、628-678-629-679、630-680-631-681の4編成が在籍してします(2001年9月現在、一部廃車が発生した模様です)。
![]() 端間−味坂 99/04/03撮影 |
![]() 中間化改造外観 春日原 99/02/07撮影 |
![]() 中間化改造車内 99/02/07撮影 |
(3) ←大牟田福岡(天神)→
Mc(モ600)-Tc(ク650)の基本2両編成ににMc(モ600)を増結して3両で運転できるように考慮された編成でしたが、後に固定編成に改造されました。
中間のMcは外観はそのままですが運転機器は撤去され、編成はMc(モ600)-M(モ600)-Tc(ク650)となりました。
初めからク660とク671は製造されていません。
610-611-661と621-622-672の2編成が在籍しています。
モ610〜![]() 薬院 00/06/26撮影 |
モ611![]() 薬院 00/06/26撮影 |
モ621〜![]() 薬院 00/06/26撮影 |
(4) ←大牟田福岡(天神)→
上記(3)と同様、Mc(モ600)-Mc(モ600)-Tc(ク650)の3両編成でしたが、後に固定編成に改造されました。
中間のMcは乗務員室を撤去して側窓と座席を設置し、編成はMc(モ600)-M(モ600)-Tc(ク650)となりました。
初めからク653は製造されていません。
603-605-655が在籍していましたが、2000年に廃車になった模様です。
(5) ←大牟田福岡(天神)→
上記603〜と同様の経緯をたどっていますが3両固定化の際、2両のMcをひとつのユニットにする工事が施されました。このため、パンタグラフは中間Mに1台だけ搭載されています。
626-627-677が在籍しています。
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